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更新履歴

  • 2003.05.19 - 初版

はじめに

Red Hat Linux 8.0のインストール備忘録を以下に残しておく。

インストール環境

インストール機種DELL Dimension J433C(DOS/V)
スペックセレロン 433MHz, Memory 128MB
その他性能Intel i810
マシン名zz_dell5
インストール方法ネットワークインストール(FTP)

いたって普通のPCである。あえて言えばi810マザーと言う点くらい。 そのi810も 2003.05.19 時点では問題とは言えない。

しかしインストール方法には通常のCD-ROMインストールではなくネットワークインストールを用いる。 社内のリソースとしてLinuxディストリビューションをネットワークに配置し、 インストール時はFTPなどを用いてアクセスしてインストールする。 利点は

  1. CD-ROMがないPCにインストールできる
  2. いざインストールという段階でCD-ROMを探したりダウンロードしなくて済む
  3. インストールCD作成の為にCD-Rなどに焼かなくてもよい
  4. インストールCDを一元管理できる(?)

配布サーバ(FTP or HTTP)

社内でネットワークインストールする為に、社内配布サーバが必要になる。 2003.05.19 現在、社内にはそのようなサーバがない(FTPサーバはあるが1GB以上もアップすると怒られそう)ので 私のマシンをhttpサーバとしてApacheを用いて使用する。

配布サーバ

マシン名mike
OSWindows XP Professional SP1
HTTPサーバApache 1.3.27

|配布ルート|e:/download/linux/RedHat?/8.0/en/

配布ルートについて、上記のe:/downloadがApacheのDocumentRoot?以下なら良いが、 別のディレクトリの場合はhttpd.confに以下のように設定しておく。

配布サーバ(Apache)のhttpd.conf

   #<IfModule mod_alias.c>から</IfModule>の間に以下を記述
   <Directory "E:/download">
       Options Indexes FollowSymlinks MultiViews
       AllowOverride None
       Order allow,deny
       Allow from all
   </Directory>

ちなみに配布ルートの中はこんな感じになっている。

├─dosutils
│  ├─autoboot
│  ├─fips15c
│  │  ├─restorrb
│  │  └─source
│  ├─fips20
│  │  ├─restorrb
│  │  └─source
│  ├─fipsdocs
│  └─rawritewin
├─images
│  └─pxeboot
├─isolinux
└─RedHat
    ├─base
    └─RPMS
*ファイルは除く

インストール起動ディスク(ネット対応)

  1. コマンドプロンプトを開く
  2. 配布ルートのdosutilsディレクトリに移動する
  3. 以下を実行
    rawrite -f ..\images\bootnet.img
    #応答メッセージが出る
    Enter target diskette drive:
    #データが消えても良いフロッピーをドライブに挿入し
    Enter target diskette drive: a:[ENTER]
    以上でネットワークインストール用の起動ディスクが完成する。

インストール

RedHatLinux8.0

※多少の文言の違いは気にしない

基本

  • インストール起動ディスクを挿入し電源を入れる。
  • メニューが出たらそのままENTER
  • キーボード・マウスなどの設定は普通で(日本語設定)。

パーティション

今回は以下のような感じで分割した

マウント先割当容量備考
/boot100MBシステムのブート領域。厄介な事にならないようにHDDの先頭8GB以内に配置すると良い。
/5GB/usr, /bin, /sbin, /home, /etc, /varなど色々入る。多めに。
swap258MB仮想メモリパーティション。実メモリの2倍程度。
/pub7GB(残り全部)色々なドキュメントや共有ファイルなどを置く。システムに関係のないファイルなので再インストールや障害が発生した際にこのパーティションを救出すれば良い。多めに。

配布サーバの設定

CD-ROMからのインストールではないので、 ここで次の設定が必要になる

  • このPCのネットワーク設定
  • ネットワークインストール設定

PCのネットワーク設定

DHCPNO
IPアドレス10.23.1.235
ネットマスク255.255.255.0
ゲートウェイ10.23.1.160
DNSサーバ10.23.1.160

ネットワークインストール設定

プロトコルHTTP
配布サーバ10.23.1.120(配布サーバのアドレス)
RedHatLinux?の場所/download/linux/RedHat?/8.0/en/

パッケージグループの選択

  • Kernel Development
  • Window File Server 上記以外はチェックを外す
  • 個々のパッケージを選択にチェック OKをクリック

個々のパッケージで以下を追加選択

  • Applications/System/samba-swat
  • Applications/Editors/emacs
  • Applications/Editors/emacs-el
  • Applications/Editors/emacs-leim OKをクリック

依存関係警告が出るので以下の依存パッケージを解決するようにインストールする。

  • emacs -> Xaw3d

OKをクリック

Telnet

使おうと思ったら上記インストールパッケージに含まれていなかった。

OpenSSH?

Telnetの代わりにSSHを使用する。 SSHはデフォルトでサービスとして起動していた。 サーバ側の設定は必要なく、クライアントのTera Term Proの設定のみ。

  • OpenSSH?に関してはこちら?を参照

bash?

デフォルトの設定だと使いにくいので少々変更。 (このあたりは好みの問題だが、効率UPになると思う)

とりあえずここ?でエイリアスを設定。

コンパイル編(RedHat? 7.3)

RPMでは最新版を利用できないので頑張ってmakeする方法。

用意するファイル

#ref(): File not found: "cvs-1.11.5.tar.bz2" at page "Linux/RedHatLinux8.0"

CVSソースファイル 2003.05.16時点最新

#ref(): File not found: "autoconf-2.53-8.noarch.rpm" at page "Linux/RedHatLinux8.0"

autoconfソースファイル makeするのに必要 2003.05.16時点最新

autoconfのアップデート

cd /usr/local/src
wget http://xxx/xx/autoconf-2.53-8.noarch.rpm
rpm -Uvh autoconf-2.53-8.noarch.rpm

CVSのコンパイル&インストール

wget http://xxx/xx/cvs-1.11.5.tar.bz2
tar xvfj cvs-1.11.5.tar.bz2
cd cvs-1.11.5
./noautomake.sh
./configure --prefix=/usr/local
make
make install

cvsコマンドのバージョンを確認する

/usr/local/bin/cvs --version
Concurrent Versions System (CVS) 1.11.5 (client/server)
[なんたらかんたら]

インストール完了

RPM編(RedHat7.3)

RedHat7.3は最新のCVSのmakeに失敗するのでcvs-1.11.1p1-8.7.i386.rpmを使用する。

RehHatLinux? 7.3対応 2003.05.16時点最新

#ref(): File not found: "cvs-1.11.1p1-8.7.i386.rpm" at page "Linux/RedHatLinux8.0"

cd /usr/local/src
wget http://xxx/xx/cvs-1.11.1p1-8.7.i386.rpm
rpm -ivh cvs-1.11.1p1-8.7.i386.rpm

インストール完了

初期設定

リポジトリ

リポジトリとはCVSが管理するファイルの配置場所のようなもの。 複数を設定できるがとりあえず1つのリポジトリで運用。

/pub/cvsをリポジトリとする。

mkdir /pub/cvs
chown -R ユーザ名:グループ名 /pub/cvs

環境変数CVSROOTを設定

$CVSROOTはリポジトリの場所を表す。

root設定

su -
<パスワード入力>
vi /root/.bash_profile

次を追加

export CVSROOT=/pub/cvs

他のユーザ設定

vi /home/CVSを使用するユーザ/.bash_profile

次を追加

export CVSROOT=/pub/cvs

またこれから追加するユーザ用の設定として雛形に登録しておくのもいい。

雛形に登録

vi /etc/skel/.bash_profile

次を追加

export CVSROOT=/pub/cvs

パスワード認証

デフォルトではLinuxのパスワード認証となっている。 その為CVSを利用するにはLinuxのアカウントが必要になる。 CVSの設定で1つのLinuxアカウントに対して複数のCVSユーザを認証させる方法があるが、 あまりお勧めしないので書かない。

ネットワーク対応

pserver

CVSをWindowsクライアントから接続できるようにする。 色々な方式でネットワーク対応ができるが、一番簡単で一般的なpserverで設定を行う。

/etc/servicesに

cvspserver      2401/tcp

が存在する事を確認する。

vi /etc/xinetd.d/cvspserver
#以下を入力
{
		socket_type		= stream
		protocol			= tcp
		wait			= no
		user			= root
		server			= /usr/bin/cvs
		server_args		= -f --allow-root=/pub/cvs pserver
		disable			= no
}
#サービスの再起動
/etc/rc.d/init.d/xinetd restart

pserverで、ネットワーク接続する場合のクライアント側のCVSROOTは次のようになる。

  • :pserver:[ [ユーザ名][:パスワード]@]サーバ名[:[ポート番号] ]/サーバ上でのリポジトリパス
    #sample
    cvs -d :pserver:username:password@aaa.bbb.ccc.ddd/pub/cvs login
    ↓が出れば成功
    Logging in to :pserver:username@aaa.bbb.ccc.ddd:port/pub/cvs

参考リンク

  1. RedHatLinux用RPMファイル検索
    RedHatLinux?用のRPMファイルを検索してダウンロードできる
  1. 入門CVS第2版下書き置き場
    コンパイルやRPMでのインストールから設定、使用方法まで解説されている

その他情報

  • 030605:zz_dell5 の smb を ntsysv で Service に追加した -- dekuyou? 2003-06-05 (木) 13:30:33
  • swatにてsmbの共有をいじるとsmb.confの日本語が壊れた。/etc/samba/smb.conf を修正してもとにもどした -- dekuyou? 2003-06-05 (木) 13:32:00
  • http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/452recyclesmbj.html -- sambaでゴミ箱? 2003-06-12 (木) 13:48:21

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Last-modified: 2017-04-07 (金) 16:01:32 (83d)